医師事務で働いてみたい方が知るべき5つのこと【経験者が語る】

医師事務の求人を見て検討している方
「医療事務はよく聞くけど、医師事務ってどんな仕事内容なのかな?」
「特別な資格はいらないのかな?」
「医療関係で働いたことがないけど、大丈夫かな?」

こんな疑問にお答えします。



・医師事務とは

・医師事務の仕事

・医師事務の資格(なくても働ける)

・医師事務に向いている人

・医師事務で働いてみたい方がやるべきこと

この記事を書いている私は、田舎に住む主婦(41歳)です。
現在はフリーランスでライターをしています。

ライターになる前は医師事務として3年ほど働きました。
それまでは医療関係での仕事は全くの未経験。

医師事務の求人は、最近よく目にするけど、
一体どんな仕事なんだろう?
何の経験も資格もないけど、大丈夫かな?

こんな気持ちを抱えて悩んでいる方へ、
未経験でも3年働けた経験から、
わかったことをシェアします。

医師事務とは

医師事務とは、正式には医師事務作業補助者と言います。

ざっくり言うと先生や看護師の補助業務 です。

医師の数が減っていて、医師の負担を減らすことを目的として作られた、わりと新しい仕事です。

医師事務の仕事

※あくまで筆者の経験談で、病院によって、内容が異なる点はご容赦ください。
ひとつの事例として受け止めていただければと思います。

病院によって異なるかもしれませんが、メインは文書作成。
生命保険診断書をはじめ、さまざまな文書を作成します。

・診断書の下書きをする(最終的には医師の確認とハンコが必要)
・外来診療の時の、患者の誘導・声掛け
・診療室のドアを開ける
・患者を椅子へ誘導
・先生が患者に話す内容を聞きながら、次にどんな行動が必要かを考える
・処方箋や予約票が印刷されたら、それを取って患者に渡す
・診察して、何か検査をすることになったら検査室まで誘導する
・外来の予定を確認し、どんな準備が必要か考え準備しておく)
・手術の内容をデータベースに入力
・ミーティングの参加
・患者からの電話対応
・先生の都合により、患者の予約変更が発生した時の対応

ひと通り、このような感じです。

当然ですが、医療行為は絶対NGなので、命に関わるような仕事はありません。
しかし、結構際どいグレーゾーンの作業を求められる科もありました。
患者の体を抱えたり、タオルで拭いたり、科によってそれはアウトでしょうと思われるような事を求められる場合がありますが、基本的にはやってはいけない事なので、もしあなたがそのような場面に出くわしたらはっきり断るべきです。無理強いする病院なら辞めていいと思います。

医師事務の資格(なくても働ける)

基本、働くために資格は必要ありません。
医師事務作業補助技能認定試験というものが存在しますが、筆者の
勤めていた病院では、50人中48人が無資格で働いていました。

認定試験を受けた人の話によると、数年前はかなり簡単な試験だったとの事。
しかし需要が高まり、今はやや難しくなったそうです。

https://www.e-nichii.net/iryo/medicaldoctorsclerk/shikaku/
http://iryou-shikaku.jp/exam/clark.php

医師事務に向いている人

医師事務に向いている人

●ある程度パソコンに慣れている方
●ある程度漢字に強い方
●マルチタスクが平気な方
●引きずらない性格
●女性の多い職場でうまくやっていけるスキルがある
●医学に多少なりとも興味がある人

筆者は医師事務を3年で辞めたのですが、性格的にはまっっったく合いませんでした。よく3年もったな、と自分を褒めています。

いくらパートとは言え、すぐに仕事を辞めるのには罪悪感や抵抗があると思います。
私もそれで、辞めたくて辞めたくてたまらなかったのをなんとか我慢していました。

性格的に向き・不向きってどんな仕事にでもあると思います。
今検討している方の参考になれば幸いです。

●ある程度パソコンに慣れている方

大体の病院は電子カルテを使っています。そして診断書などの文書作成でワードやエクセルの使用は必須。パソコンが全くダメと言う方は厳しいと思います。

●ある程度漢字に強い方

病名や医学用語など、普段使わないような言葉が電子カルテ上にも出てくるし、業務中も使います。
罹患、熱発、嚥下…(思い出せなくて簡単なのしか出てこなかった)
調べれば問題ありませんが、結構読めない漢字が出てくるので、漢字にとても弱い方も厳しいと思います。

●マルチタスクが平気な方

マルチタスク、要は、一度にいくつもの仕事を持っている状態ですね。
私は本当に、これが苦手でした。
ひとつの事に集中したい、
同時に2つの事ができない、
というタイプの方はおすすめしません。

外来中はマルチタスクの連続です。

患者を誘導しないといけない時に電話がなる、
予約票を渡そうとした時に、他の科の患者から道を尋ねられる、
看護師を呼ぼうとした時に、電子カルテの調子が悪くなる、

など、同時にしないといけない事の連発です。
そして、どれを優先すべきなのか、とっさにわからなくなります。
バタバタしていると、焦りでパニックになってしまうのです。(私は)
同時にいくつもの仕事をこなせるタイプでないと、大変だと思います。

●引きずらない性格

勤務中、嫌な事が本当に多くありました。もう数えきれないほど。
自分のミスじゃないのに怒られたり
医師に八つ当たりされたり、
看護師や他部署の人が仕事を押し付けて来たり、など。
日常茶飯事でした。
どの科に配属されるかによって運命が変わるので、
優しい先生の科になれば、全く環境が変わります。
しかし、ハードな科になると悩みが絶えません。

●女性の多い職場でうまくやっていけるスキルがある

医師事務は女性が多数です。女性が集まると、どうしてもグループや派閥ができます。陰口を言ったり、噂話をしたり…。そういったわずらわしい事を1つ1つ気にしていると身が持ちません。上手にかわせるスキルがある人が向いています。

●医学に多少なりとも興味がある人

私個人は、医学に全く興味がありません。しかし、求人を見て、ただの事務職だと思い受けに行ったのが、そもそもの間違いでした。
外来に出ると、嫌でも病名や薬の名前が耳に入ります。
それらを興味深く聞けるか、これって結構大きいと思います。
私は興味が1%もなかったので、面白みを感じませんでした。

医師事務で働いてみたい方がやるべきこと

はっきり言ってありません。

あくまで私の経験談ですが

「医療関係で働いたことがないから、医学の知識を増やさなきゃ」

とか思っても、
配属される科で仕事内容が全然違ったりするので準備のしようがありません。
しいて言えば、書きやすいペンとノート、立ってでも書きやすい
クリップボードなどを準備することでしょうか。

【結論】とりあえず誰でも働ける。長続きするかは不明

結論、よほどパソコンや漢字が苦手でない限り、誰でもできます。
特別な資格はいらないので。

筆者が働こうと思った決め手は時給の良さと、長すぎない勤務時間でした。
あまり遅くまで働きたくない方、子育て中で子どものお迎えがある方には最適かもしれません。
また、配属される科によってはとても暇な場合もあり、楽な仕事と感じるケースもあります。

ただ、離職していく人は半数以上と言ってもいいほど、辞める人が多かったです。
精神的にハードだからだと思います。

ここで挙げた、向いているタイプかどうかを参考に、ご自身の条件に合うか検討してみてください。
私は結果3年で辞めましたが、あの経験があったからこそ、自分には何が向いていて何が苦手なのかが明確になりました。

ここまでの拝読に感謝いたします。
よろしければ医師事務の参考書もありますので興味のある方はチェックしてみてください。

  • この記事を書いた人

でじここ

2020年フリーランスのWebライターになった主婦のブログです。生活や仕事、趣味などについて記事にしています。

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